スタディツアー ~対談~

保健省大臣

保健省大臣保健省大臣

元在日カンボジア大使であるプー・ソティレアッ大使の紹介で、2007年のスタディツアーで保健省の大臣と対談する機会がありました。
大臣は、GRAPHISに、カンボジア僻地の医療状況について詳細に話してくれました。
カンボジア南部、最も貧しいといわれるスバイリエン州では、新生児の10%が1歳の誕生日を迎える前に命を落としてしまうそうです。
5歳以下の死亡率ですら12%程度で、ASEAN諸国内で最大の数値です。
これは、前述のように診療所を利用することができないため自宅出産が主流で、産後の処置などもすべて民間療法で行われていることと関係があるようです。
このため、カンボジアでは妊婦の死亡率も高く、10万人中437人がわが子を育てることができずに死んでいきます。
物静かに語る大臣の言葉には、現地で戦っている人でしか出せない重みがありました。
「病院」というものが社会にとってどれだけ大きな存在であるかが、心にじかに伝わってきました。

WHO遠田先生

WHO遠田先生

WHO遠田先生

JICAのカンボジア支部にて、カンボジアにおける破傷風ワクチンの普及活動を行っている遠田先生に講義をしていただきました。
JICAでの今までとは違った雰囲気に、メンバーは少し緊張気味でした。
遠田先生の講義は、破傷風治療をはじめ、衛生環境の現状と重要さを知る機会となりました。
また、国際支援をしていく上でぶつかる問題や矛盾に関して、先生の経験を踏まえてお話していただきました。
自分たちの中にあったもやもやとしたものや、不安などを相談し、アドバイスしていただいて、涙するメンバーも見られました。